自分だけのオリジナルドアをDIYしよう!室内に合わせた素材やデザインの選び方

DIY

ドアは、部屋の顔とも言えるものです。ドアの色や形、素材やデザインによって、部屋の雰囲気は大きく変わります。しかし、ドアを変えるとなると、なかなか手が出ないものです。ドアは大きくて重いものですし、取り付けるには専門的な技術や道具が必要だと思われがちです。そこでおすすめなのが、ドアをDIYすることです。ドアをDIYするというと、難しそうに感じるかもしれませんが、実はそんなに難しくありません。このコラムでは、ドアのDIYに挑戦する方法やコツを紹介します。

1 ドアをDIYするシーン 

部屋の印象を変えたいとき、壁紙やカーテンなどを変えることが多いと思いますが、実はドアも大きなポイントです。ドアは部屋に入るときや出るときに目に入るものですし、部屋同士を仕切る役割もあります。ドアの色や形、素材やデザインによって、部屋の雰囲気は大きく変わります。

しかし、ドアを変えるとなると、なかなか手が出ないものです。ドアは大きくて重いものですし、取り付けるには専門的な技術や道具が必要だと思われがちです。また、ドアを買うとなると、高価なものですし、自分の好みに合うものが見つからないこともあります。

そこでおすすめなのが、ドアをDIYすることです。ドアをDIYするというと、難しそうに感じるかもしれませんが、実はそんなに難しくありません。ドアを作ることもできますし、今あるドアをリメイクすることもできます。ドアをDIYするメリットはたくさんあります。

・自分の好みに合わせてオリジナルのドアを作ることができます。

・ドアを買うよりも安く済むことができます。

・ドアを作る過程で楽しむことができます。

・ドアを作ったりリメイクしたりすることで、部屋の印象を一新することができます。

このコラムでは、ドアのDIYに挑戦したい初心者の方に向けて、ドアの種類と特徴、素材のメリットとポイント、リメイクの方法などをわかりやすく解説します。ドアをDIYすることが可能な室内の場所やサイズも紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

2 ドアの種類 

まずは、ドアの種類について知っておきましょう。ドアには大きく分けて開き戸(扉)と引き戸(引戸)の2種類があります。それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

(1)開き戸(扉)

開き戸(扉)は、一般的によく見かけるドアのタイプです。枠に取り付けられたヒンジ(ちょうつがい)で開閉する仕組みになっています。開き戸(扉)にはさらに内開き(内側に開く)と外開き(外側に開く)の2種類があります。

開き戸(扉)の特徴やメリット・デメリットは以下の通りです。

・特徴:枠に取り付けられたヒンジで開閉する。内開きか外開きかで違いがある。

・メリット:デザインや素材のバリエーションが豊富。防音性や断熱性が高い。鍵やノブなどのパーツを自由に選べる。

・デメリット:開閉する際にスペースが必要。ヒンジやパーツが壊れやすい。

(2)引き戸(引戸)

引き戸(引戸)は、壁や枠に沿ってスライドさせて開閉するドアのタイプです。引き戸(引戸)にはさらに片引き(片側だけスライドさせる)と両引き(両側からスライドさせる)の2種類があります。

引き戸(引戸)の特徴やメリット・デメリットは以下の通りです。

  • 特徴:壁や枠に沿ってスライドさせて開閉する。片引きか両引きかで違いがある。
  • メリット:開閉する際にスペースが必要ない。部屋の間仕切りとしても使える。和風やモダンな雰囲気に合う。
  • デメリット:デザインや素材のバリエーションが少ない。防音性や断熱性が低い。レールやローラーが汚れやすい。

ドアの種類によって、部屋の印象や使い勝手が変わります。自分の部屋に合ったドアを選ぶことが大切です。

3 ドアの基本知識

次に、ドアの基本知識について知っておきましょう。ドアをDIYするときには、ドアのサイズや枠の種類、取り付け方などを把握しておく必要があります。

(1)ドアのサイズ

ドアのサイズは、高さ(H)、幅(W)、厚み(T)で表されます。一般的なドアのサイズは以下の通りです。

  • 高さ(H):1950mm~2000mm
  • 幅(W):600mm~900mm
  • 厚み(T):30mm~40mm

ただし、これらは標準的なサイズであり、実際には部屋や建物によって異なる場合があります。また、引き戸(引戸)の場合は、レールや枠を含めた全体のサイズも考慮する必要があります。

ドアのサイズを測るときは、以下のポイントに注意しましょう。

  • ドアを測るときは、水平器やメジャーなどを使って正確に測ること。
  • ドアを測るときは、上下左右それぞれで測って平均値を出すこと。
  • ドアを測るときは、枠や壁との隙間も考慮すること。
  • ドアを測るときは、既存のドアだけでなく、取り付ける場所も測ること。

(2)ドアの枠

ドアの枠は、ドアを取り付けるための枠組みです。ドアの枠には大きく分けて木製枠と金属枠の2種類があります。それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

①木製枠

木製枠は、木材で作られたドアの枠です。木製枠にはさらに無垢材(むくざい)と集成材(しゅうせいざい)の2種類があります。無垢材は一本の木から切り出したもので、自然な風合いがあります。集成材は複数の木片を接着したもので、強度や安定性が高いです。

②金属枠

金属枠は、金属で作られたドアの枠です。金属枠にはさらにアルミ枠とスチール枠の2種類があります。アルミ枠はアルミニウムで作られたもので、軽量で錆びにくいです。スチール枠は鉄で作られたもので、強度や耐久性が高いです。

ドアの枠は、ドアの種類やサイズに合わせて選ぶことが大切です。また、ドアの枠は、壁と同じ色にすることで目立たなくすることもできますし、ドアと同じ色にすることで一体感を出すこともできます。

(3)ドアの取り付け方

ドアの取り付け方は、ドアの種類や枠の種類によって異なります。一般的なドアの取り付け方は以下の通りです。

①開き戸(扉)の取り付け方

開き戸(扉)を取り付けるときは、以下の手順で行います。

  1. ドアの枠を壁に固定します。木製枠の場合は釘やビスを使って固定します。金属枠の場合は専用の金具を使って固定します。
  2. ドアにヒンジを取り付けます。ヒンジはドアの上下両端と中央に3つ取り付けます。ヒンジは内開きか外開きかで向きが異なります。
  3. ドアを枠に合わせて持ち上げて、ヒンジをかみ合わせます。ヒンジにビスを打ち込んで固定します。
  4. ドアにドアノブや鍵などのパーツを取り付けます。パーツはドアと枠に穴を開けて取り付けます。 

 

②引き戸(引戸)の取り付け方

引き戸(引戸)を取り付けるときは、以下の手順で行います。

  1. ドアのレールを壁や天井に固定します。レールはビスや金具を使って固定します。
  2. ドアにローラーを取り付けます。ローラーはドアの上部に2つ取り付けます。
  3. ドアをレールに乗せて、ローラーをかみ合わせます。ドアがスムーズに動くことを確認します。
  4. ドアにストッパーやレバーなどのパーツを取り付けます。パーツはドアや壁に穴を開けて取り付けます。

以上が、ドアの基本知識です。ドアをDIYするときには、これらの知識を参考にしてください。

4 どのような素材がいい?

次に、ドアの素材について考えてみましょう。ドアの素材は、ドアの見た目や耐久性、コストなどに影響します。ドアの素材には大きく分けて木材と金属とプラスチックの3種類があります。それぞれにメリットとデメリットがあります。

(1)木材

木材は、最も一般的なドアの素材です。木材にはさらに無垢材と集成材と合板の3種類があります。無垢材は一本の木から切り出したもので、自然な風合いがあります。集成材は複数の木片を接着したもので、強度や安定性が高いです。合板は薄い木片を重ねて接着したもので、軽量で加工しやすいです。

木材のメリットとデメリットは以下の通りです。

  • メリット:自然な風合いや温かみがある。防音性や断熱性が高い。色や形を自由に変えられる。
  • デメリット:湿気や虫に弱い。メンテナンスが必要。重量が重い。

(2)金属

金属は、強度や耐久性が高いドアの素材です。金属にはさらにアルミニウムとスチールとステンレスの3種類があります。アルミニウムは軽量で錆びにくいです。スチールは強度や耐久性が高いです。ステンレスは耐食性や耐熱性が高いです。

金属のメリットとデメリットは以下の通りです。

  • メリット:湿気や虫に強い。メンテナンスが少ない。強度や耐久性が高い。
  • デメリット:冷たくて硬い印象がある。防音性や断熱性が低い。色や形を変えにくい。

(3)プラスチック

プラスチックは、軽量で加工しやすいドアの素材です。プラスチックにはさらにポリ塩化ビニル(PVC)とポリカーボネート(PC)とアクリル樹脂(PMMA)の3種類があります。PVCは安価で耐水性や耐火性が高いです。PCは透明で衝撃に強いです。PMMAは透明で光沢があります。

プラスチックのメリットとデメリットは以下の通りです。

  • メリット:軽量で加工しやすい。安価で耐水性や耐火性が高い。透明で光沢がある。
  • デメリット:変形や劣化しやすい。防音性や断熱性が低い。自然な風合いや温かみがない。

ドアの素材は、自分の好みや部屋の雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。また、ドアの素材は、ドアの種類や枠の種類とも調和させることが必要です。

5 扉以外に必要なパーツ

ドアをDIYするときには、扉以外にも必要なパーツがあります。ドアの種類や素材によって異なりますが、一般的には以下のようなパーツが必要です。

  • ヒンジ:開き戸(扉)を枠に取り付けるための金具です。ヒンジの種類やサイズによってドアの開閉の仕方や角度が変わります。
  • レール:引き戸(引戸)を壁や天井に取り付けるための金属製の棒です。レールの長さや形状によってドアの動きや安定性が変わります。
  • ローラー:引き戸(引戸)をレールに取り付けるための車輪状の部品です。ローラーの種類やサイズによってドアの動きや音が変わります。
  • ドアノブ:ドアを開閉するための取っ手です。ドアノブはドアのデザインや機能性に大きく影響します。ドアノブにはさまざまな形や色、素材があります。
  • 鍵:ドアを施錠するための部品です。鍵はドアの安全性やプライバシーに大きく影響します。鍵にはさまざまな種類や機能があります。
  • ストッパー:ドアを開閉する際に壁や床にぶつからないようにするための部品です。ストッパーはドアや壁や床を傷つけないようにする役割もあります。
  • レバー:引き戸(引戸)を開閉する際に引っ掛けるための部品です。レバーはドアノブと同じくドアのデザインや機能性に影響します。

これらのパーツは、ドアをDIYするときに必ず必要なものではありませんが、あると便利ですし、ドアの見た目や使い勝手も向上します。パーツを選ぶときは、自分の好みや予算だけでなく、ドアの種類やサイズ、素材などとも合わせることが大切です。

6 ドアノブの選び方

ここでは、特に重要なパーツであるドアノブの選び方について詳しく見ていきましょう。ドアノブは、ドアを開閉するためだけでなく、部屋の印象や雰囲気を変えることもできます。また、鍵付きのドアノブを選ぶことで、安全性やプライバシーも確保できます。

では、どうやってドアノブを選ぶのでしょうか?以下のポイントに注意してください。

(1)ドアノブの種類

ドアノブにはさまざまな種類があります。大きく分けると、回すタイプと押すタイプの2種類があります。回すタイプは、ドアノブを回して開閉するタイプです。押すタイプは、ドアノブを押して開閉するタイプです。

回すタイプにはさらに、レバーハンドルとボールノブの2種類があります。レバーハンドルは、棒状のドアノブです。ボールノブは、球状のドアノブです。

押すタイプにはさらに、プッシュプルハンドルとダミーハンドルの2種類があります。プッシュプルハンドルは、押したり引いたりして開閉するドアノブです。ダミーハンドルは、実際には動かない飾りのドアノブです。

それぞれの特徴やメリット・デメリットは以下の通りです。

  • レバーハンドル:手や肘で操作しやすい。デザインや色が豊富。鍵付きもある。子供や高齢者にも使いやすい。
  • ボールノブ:シンプルでコンパクト。安価で耐久性が高い。鍵付きもある。手が滑りやすい。
  • プッシュプルハンドル:スペースを取らない。スムーズに開閉できる。鍵付きもある。力が必要。
  • ダミーハンドル:見た目が良い。安価で取り付けやすい。鍵付きはない。開閉できない。

(2)ドアノブのサイズ

ドアノブのサイズは、高さ(H)、幅(W)、奥行き(D)で表されます。一般的なドアノブのサイズは以下の通りです。

  • 高さ(H):50mm~150mm
  • 幅(W):50mm~150mm
  • 奥行き(D):50mm~100mm

ただし、これらは標準的なサイズであり、実際にはドアノブの種類やデザインによって異なる場合があります。

ドアノブのサイズを選ぶときは、以下のポイントに注意しましょう。

  • ドアノブのサイズは、ドアのサイズや厚みに合わせること。
  • ドアノブのサイズは、手に持ちやすく操作しやすいものを選ぶこと。
  • ドアノブのサイズは、部屋の雰囲気やバランスに合わせること。

(3)ドアノブの色

ドアノブの色は、部屋の印象や雰囲気を変えることができます。また、ドアノブの色は、素材によっても異なります。

一般的なドアノブの色は以下の通りです。

  • 白:清潔感や明るさがある。どんな色とも合わせやすい。
  • 黒:シックで落ち着いた印象がある。高級感やモダンさがある。
  • 茶:ナチュラルで温かみがある。和風やカントリーな雰囲気に合う。
  • 銀:スタイリッシュでクールな印象がある。金属製のドアノブに多い。
  • 金:華やかで豪華な印象がある。金属製のドアノブに多い。

ドアノブの色を選ぶときは、以下のポイントに注意しましょう。

  • ドアノブの色は、ドアの色や素材に合わせること。
  • ドアノブの色は、壁や床や家具などの色とも調和させること。
  • ドアノブの色は、自分の好みや部屋のテーマに合わせること。

以上が、ドアノブの選び方です。ドアノブは、ドアをDIYするときに重要なパーツです。自分に合ったドアノブを選んで、部屋の印象を一新しましょう。

7 作る前にサイズを測る

ドアをDIYするときには、作る前にサイズを測ることが大切です。サイズを測ることで、ドアの種類や素材や枠などを決めることができます。また、サイズを測ることで、必要な材料や道具やコストなどを把握することができます。

では、どうやってサイズを測るのでしょうか?以下の手順で行います。

  1. ドアを取り付ける場所を決めます。場所によって、ドアの種類やサイズや枠などが変わります。
  2. ドアを取り付ける場所の高さ(H)、幅(W)、奥行き(D)を測ります。水平器やメジャーなどを使って正確に測ります。
  3. ドアを取り付ける場所の上下左右それぞれで測って平均値を出します。壁や床が歪んでいる場合があります。
  4. ドアを取り付ける場所の枠や壁との隙間も考慮します。隙間がないと、ドアが開閉しにくくなります。
  5. ドアを取り付ける場所のサイズに合わせて、ドアのサイズや枠のサイズを決めます。一般的なドアのサイズは前述した通りです。

以上が、サイズを測る方法です。サイズを測ることは、ドアをDIYするときに欠かせません。正確にサイズを測って、自分に合ったドアを作りましょう。

8 実際に開き戸(扉)を作ってみる

ここまで、ドアのDIYに挑戦するなら、開き戸は比較的簡単に作れるオススメの種類です。開き戸は枠と扉が別々になっているため、自分でサイズやデザインをカスタマイズしやすいです。また、開き戸は引き戸や折りたたみ戸よりも防音性や断熱性が高いというメリットもあります。

では、実際に開き戸を作ってみましょう。まず、必要な材料と道具を用意します。材料は以下の通りです。

  • ドア枠:木材(2×4)や金属製の枠材
  • ドア扉:木製や合板製の扉
  • ドアノブ:好みの形や色のもの
  • ヒンジ:扉と枠をつなぐ金具
  • 釘やビス:枠や扉を固定するため
  • コーキング剤:隙間を埋めるため

道具は以下の通りです。

  • 電動ドリル:穴をあけたりビスを締めたりするため
  • ノコギリ:木材を切ったり整えたりするため
  • ハンマー:釘を打ったり外したりするため
  • カンナ:木材の表面を平らにしたり削ったりするため
  • サンドペーパー:木材の表面を滑らかにするため
  • メジャー:サイズを測ったり印をつけたりするため
  • 水平器:水平を確認するため
  • ペンチやドライバー:ヒンジやドアノブを取り付けたり外したりするため
  • ペンキやニス:扉の色や質感を変えるため

材料と道具が揃ったら、次に作業の手順を説明します。

  1. まず、ドア枠を作ります。ドア枠は壁に埋め込む部分と扉に見える部分に分かれています。壁に埋め込む部分は、2×4の木材を壁の厚みに合わせて切って、L字型に組み立てます。扉に見える部分は、金属製の枠材や木製のモールディングなどを使って、好みの形や幅に切って、L字型の木材に釘やビスで固定します。ドア枠が完成したら、壁に穴をあけて、ドア枠を埋め込みます。ドア枠と壁の隙間はコーキング剤で埋めます。
  2. 次に、ドア扉を作ります。ドア扉は、木製や合板製の扉を購入するか、自分で板を組み合わせて作ることができます。扉のサイズは、ドア枠の内側のサイズよりも少し小さくなるようにします。扉の表面は、ペンキやニスで色や質感を変えることができます。扉が完成したら、ヒンジとドアノブを取り付けます。ヒンジは、扉と枠の位置に合わせて穴をあけてビスで固定します。ドアノブは、扉の中央付近に穴をあけて取り付けます。
  3. 最後に、ドア扉をドア枠に取り付けます。ヒンジがドア枠と合うように調整して、ビスで固定します。ドアが開閉しやすいか確認して、必要なら調整します。

以上で、開き戸の作り方は終わりです。開き戸は自分で作ることで、部屋の印象や機能性を自由に変えることができます。ぜひ挑戦してみてください。

9 今あるドアをリメイクするアイディア

もし、新しいドアを作るのが難しいと感じるなら、今あるドアをリメイクするのもおすすめです。今あるドアをリメイクすることで、部屋の雰囲気や使い勝手を変えることができます。また、リメイクすることで古くなったり傷ついたりしたドアも新しく生まれ変わらせることができます。

では、今あるドアをリメイクする方法をいくつか紹介します。

  1. ペンキやシールで色や柄を変える:一番簡単な方法は、ペンキやシールでドアの色や柄を変えることです。ペンキは水性塗料や油性塗料など様々な種類がありますが、水性塗料は乾きやすく臭いも少ないためおすすめです。ペンキで塗る前に、ドアの表面をサンドペーパーで磨いて汚れや古い塗料を落とし、テープで塗らない部分を隠します。ペンキは薄めに何度か重ね塗りするときれいに仕上がります。シールは、好みの色や柄のものを選んで、ドアに貼り付けます。シールはカッターで切って自由にアレンジすることができます。ペンキやシールでドアの色や柄を変えることで、部屋の雰囲気を一気に変えることができます。
  2. ドアノブや取っ手を変える:もう一つの簡単な方法は、ドアノブや取っ手を変えることです。ドアノブや取っ手は、ドアの印象や使い心地に大きく影響します。ドアノブや取っ手は、ホームセンターやインターネットで様々な種類やデザインのものが販売されています。自分の好みや部屋のテイストに合わせて選びましょう。ドアノブや取っ手を変えるには、ペンチやドライバーなどで古いものを外して、新しいものを取り付けます。ドアノブや取っ手を変えることで、ドアの見た目や機能性を向上させることができます。
  3. ドアに棚やフックをつける:さらに少し工夫する方法は、ドアに棚やフックをつけることです。ドアに棚やフックをつけることで、収納スペースやディスプレイスペースを増やすことができます。また、ドアに物をかけたり置いたりすることで、ドア自体がインテリアの一部になります。棚やフックは、市販のものを使うか、自分で木材や金属などで作ることができます。棚やフックをつけるには、ドリルで穴をあけてビスで固定するか、両面テープや吸盤などで貼り付けます。棚やフックをつけることで、ドアの利用価値や魅力を高めることができます。

以上で、今あるドアをリメイクする方法は終わりです。今あるドアをリメイクすることで、部屋の印象や使い勝手を自分好みに変えることができます。ぜひ試してみてください。

10 ドアの色や柄で部屋の雰囲気を変える

ドアは、部屋の入り口となる大切な場所です。ドアの色や柄を変えることで、部屋の印象や空間を変化させることができます。DIYでオリジナルドアを作るときは、部屋のテーマやイメージに合わせて、ドアの色や柄を選ぶことが大切です。

例えば、ナチュラルな雰囲気の部屋には木目調のドアが合います。木目調のドアは、温かみや自然さを感じさせてくれます。木目調のドアは、無垢材や合板などの木製のドアを利用することで作ることができます。木製のドアは、塗装やワックスなどで色や質感を変えることも可能です。

モダンな雰囲気の部屋には白や黒などのシンプルなドアが合います。白や黒などのドアは、スタイリッシュでクールな印象を与えてくれます。白や黒などのドアは、塗装や貼り紙、シールなどを利用して、自分好みのドアにリメイクすることができます。塗装する場合は、ドアの素材に合った塗料を選びましょう。貼り紙やシールを使う場合は、気泡が入らないように注意しましょう。

ドアの色や柄を変えるときは、ドア枠やドアノブなどの周りの部分も考慮しましょう。ドア枠とドアの色が同じだと、部屋が狭く見える可能性があります。ドア枠とドアの色をコントラストさせると、部屋が広く見える効果があります。例えば、白い壁に黒いドア枠と黒いドアを組み合わせると、モダンでスタイリッシュな空間になります。また、ドアノブもドアと調和するものを選ぶか、変更するかしましょう。例えば、木目調のドアには金属製のドアノブが合いますし、白や黒などのドアにはカラフルなドアノブが合います。

以上のように、DIYでオリジナルドアを作るときは、部屋の雰囲気に合わせて、ドアの色や柄を選ぶことが大切です。自分だけのオリジナルドアを作って、部屋の印象や空間を変化させてみましょう。

11 ドアにデコレーションを施す方法

ドアにデコレーションを施すことで、ドアをオリジナルに飾ることができます。ドアにデコレーションを施す方法は、さまざまなものがあります。DIYでオリジナルドアを作るときは、自分の好みや部屋の雰囲気に合わせて、ドアにデコレーションを施してみましょう。

例えば、ドアにステンシルやポスター、写真やイラストなどを貼ることができます。これらのデコレーションは、ドアに個性や趣味を反映させることができます。ステンシルやポスターなどは、市販のものを利用することもできますし、自分で作ることもできます。写真やイラストなどは、家族や友人、ペットなどの思い出の写真や自分の描いたイラストなどを利用すると、ドアが思い出のアルバムになります。

また、ドアにモールディングやレースなどを貼ることもできます。これらのデコレーションは、ドアに立体感や華やかさを与えることができます。モールディングやレースなどは、市販のものを利用することもできますし、自分で作ることもできます。モールディングは、木製やプラスチック製などの素材がありますし、レースは、布製や紙製などの素材があります。

さらに、ドアにワイヤーやリボンなどで飾り付けをすることもできます。これらのデコレーションは、ドアに動きや色彩を加えることができます。ワイヤーやリボンなどは、市販のものを利用することもできますし、自分で作ることもできます。ワイヤーは、金属製やプラスチック製などの素材がありますし、リボンは、布製や紙製などの素材があります。

以上のように、ドアにデコレーションを施す方法は、さまざまなものがあります。ドアにデコレーションを施すときは、部屋の雰囲気やテーマに合わせて、デコレーションの種類や色や大きさを選びましょう。また、ドアの素材や形状も考慮しましょう。自分だけのオリジナルドアを作って、ドアをオリジナルに飾ってみましょう。

12 ドアに窓を付けるメリットと注意点

  • ドアに窓を付けるメリットは、主に二つあります。一つは、ドアに窓を付けることで、部屋の明るさや通気性を向上させることができるということです。ドアに窓があれば、外の光や風が部屋に入りやすくなります。これは、部屋の快適さや省エネ効果にもつながります。もう一つは、ドアに窓を付けることで、ドアのデザイン性や開放感を向上させることができるということです。ドアに窓があれば、ドアが重く見えなくなりますし、外の景色や人の動きが見えるようになります。これは、部屋の雰囲気や安全性にも影響します。
  • ドアに窓を付ける方法は、主に二つあります。一つは、既存のドアに窓を取り付ける方法です。これは、ドアに穴を開けて、窓枠やガラスなどを取り付ける方法です。この方法は、比較的簡単で安価ですが、ドアの強度や防音性が低下する可能性があります。もう一つは、新しいドアに窓が付いたものを購入して取り替える方法です。これは、市販のドアに窓が付いたものを選んで、既存のドアと交換する方法です。この方法は、比較的高品質で安全ですが、費用や手間がかかります。
  • ドアに窓を付けるときは、いくつかの注意点があります。まず、ドアに窓を付ける場所や大きさを決めるときは、部屋のレイアウトや目的に合わせて考えましょう。例えば、寝室や浴室などのプライバシーが必要な部屋では、ドアの上部や小さめの窓を選ぶと良いでしょう。また、リビングやダイニングなどの広い部屋では、ドアの中央や大きめの窓を選ぶと良いでしょう。次に、ドアに窓を付ける素材や形状を決めるときは、部屋の雰囲気やテーマに合わせて考えましょう。例えば、ナチュラルな雰囲気の部屋では、木製や丸型の窓枠が合いますし、モダンな雰囲気の部屋では、金属製や四角型の窓枠が合います。最後に、ドアに窓を付ける際は、安全性や耐久性も考慮しましょう。例えば、ガラスは割れやすい素材なので、防犯対策や子供対策として、飛散防止フィルムやカーテンなどを取り付けると良いでしょう。また、窓枠は湿気や虫などに弱い素材なので、防水対策や防虫対策として、塗装やシリコンなどを施すと良いでしょう。

13 ドアの開閉方法を変える方法

ドアは部屋の印象を大きく左右するインテリアの一部です。しかし、市販のドアはどうしても決まったデザインやサイズに限られてしまいます。そこで、自分だけのオリジナルドアをDIYしてみませんか?室内に合わせた素材やデザインで、自分好みのドアを作ることができます。今回は、ドアの開閉方法を変える方法をご紹介します。開き戸から引き戸や折れ戸に変えることで、空間を有効に使ったり、雰囲気を変えたりすることができます。それでは、ドアのDIYに必要な材料や工具、作り方を見ていきましょう。

(1)材料と工具

①ドア本体:フラッシュ構造と呼ばれるタイプのものがオススメです。これは角材で作った骨組みの両面に合板などの面材を接着し、表面を平らに仕上げる構造で、軽くて開閉が楽なドアを作ることができます。面材には厚さ2〜3mmのラワン合板やシナ合板が適しています。骨組みには厚さ12〜30mmくらいのランバーコア合板や集成材が使えます。

②レール:引き戸や折れ戸に必要な部品です。壁や天井に取り付けて、ドアがスライドする溝を作ります。レールは金属製や木製などさまざまな種類がありますが、重量や耐久性などを考慮して選びましょう。

③ヒンジ:開き戸に必要な部品です。ドア枠とドア本体をつなぎ、開閉できるようにします。ヒンジは大きさや形状、色などさまざまな種類がありますが、ドア本体の厚さや重量などに合わせて選びましょう。

④ドアノブ(ドア錠):開き戸や折れ戸に必要な部品です。ドア本体に取り付けて、開閉や施錠を行います。ドアノブは形状や色などさまざまな種類がありますが、レバー式やボール式など使いやすいものを選びましょう。

⑤その他:木工用接着剤、コーススレッド、隠しクギ、木工用ボンド、木工用ワックスなど

⑥工具:金づち、ドリル、ドリルビット、ノコギリ、カンナ、ヤスリ、メジャー、水平器など

(2)作り方

①採寸:ドアを取り付ける場所の寸法を測ります。幅はドア枠の−5〜−7mm程度、高さはドア枠の−7〜−10mm程度が目安です。開き戸の場合は、ドアノブの高さは床面から900〜950mmを基準にします。ヒンジの取り付け位置は、ドアの上下端からヒンジの長さの1.5〜2倍程度の距離を目安にします。

②ドア本体の作成:骨組みを組み立てます。縦枠用の角材と横枠用の角材をコーススレッドで固定するため、縦枠の上下にドリルビットで下穴を開けます。横枠の小口に木工用接着剤をつけ、材料の面をぴったり合わせてコーススレッドを打って固定します。角材同士をぴったり合わせ、角が直角になっていることを確認しながら組み立てます。内側の補強を取りつけます。引き戸や折れ戸は、均等な間隔で3〜4本程度、開き戸はドア錠を取りつけるため真ん中よりに力板※(下記に説明あり)の固定を兼ねて2本を入れます。すべての骨組みの上に木工用接着剤をつけます。骨組みと位置を合わせて面材の合板をのせます。骨組みの位置がわかるように面材に線を引いておき、約100mm間隔で隠しクギを打ちます。接着剤が硬化するまで2〜3時間待ちます。接着剤が硬化したら、プラスチックの部分を横から叩いて頭を飛ばします。

③ドアノブ(ドア錠)の取り付け:開き戸や折れ戸に必要な部品です。販売しているドア錠には、ハンドル、ラッチ、ストライクといった部品がセットになっています。まずはラッチ穴とハンドル穴を開けます。ラッチ穴は採寸した高さに合わせて中心点を決めます。ラッチ穴用のビットで穴を開けます。ハンドル穴はラッチ穴と直線上になるように中心点を決めます。ハンドル穴用のビットで穴を開けます。次にストライク穴とストライクプレート溝を開けます。ストライク穴はドア枠に対して垂直になるように中心点を決めます。ストライク穴用のビットで穴を開けます。ストライクプレート溝はストライクプレートがぴったり収まるようにカンナやヤスリで削ります。最後に各部品を取り付けます。ラッチとハンドルをセットしてコーススレッドで固定します。

④レールの取り付け:引き戸や折れ戸に必要な部品です。壁や天井に取り付ける場合は、下地がしっかりしているか確認します。レールの長さはドアの幅の2倍程度が目安です。レールの取り付け位置を採寸して印をつけます。レールにあらかじめ下穴を開けておきます。レールを位置に合わせてコーススレッドで固定します。

⑤ヒンジの取り付け:開き戸に必要な部品です。ドア本体とドア枠に取り付けます。まずはドア本体に取り付けます。採寸した位置にヒンジを合わせて印をつけます。ヒンジがぴったり収まるようにカンナやヤスリで削ります。ヒンジをセットしてコーススレッドで固定します。次にドア枠に取り付けます。ドア本体と同じ位置にヒンジを合わせて印をつけます。ヒンジがぴったり収まるようにカンナやヤスリで削ります。ヒンジをセットしてコーススレッドで固定します。

⑥仕上げ:ドア本体の表面をヤスリでならします。塗装やワックスなどで仕上げます。好みの色や質感で仕上げることができます。

これでドアの開閉方式を変えるDIYは完成です。自分だけのオリジナルドアを作って、部屋の雰囲気を変えてみましょう。

14 ドアのメンテナンスとお手入れ 

ドアをDIYで作ったり、設置したりしたら、定期的なメンテナンスとお手入れが必要です。ドアの素材によって、適切な方法が異なります。ここでは、木製ドアと金属製ドアのメンテナンスとお手入れの方法をご紹介します。

(1)木製ドアのメンテナンスとお手入れ

木製ドアは、自然な風合いや温かみがあり、部屋にやさしい印象を与える素材です。しかし、水に弱く、色あせやカビなどのトラブルが起きやすいです。そのため、以下のようなお手入れが必要です。

  • 週に1回程度、やわらかい布でから拭きしてホコリや汚れを落とす
  • 月に2回程度、玄関ドア用ワックスを塗って塗膜を保護する
  • 湿度が低く晴れている日にワックスがけをする
  • 水気や直射日光に当たらないようにする

木製ドアに小さなキズやへこみができた場合は、自分で補修することもできます。小さなキズはクレヨンタイプの補修材1で塗り込み、はみ出た部分をヘラで削り取ります。その後、クリアラッカーを塗って仕上げます。へこみや深めのキズはウッドパテで埋め込み、乾燥したら紙ヤスリで平らにします。最後にウレタン塗料を塗って色を合わせます。

(2)金属製ドアのメンテナンスとお手入れ

金属製ドアは、耐久性や耐火性が高く、安全性が高い素材です。また、水に強くてお手入れしやすいです。しかし、サビや腐食のトラブルが起きる可能性があります。そのため、以下のようなお手入れが必要です。

  • 週に1回程度、ぞうきんで水拭きしてホコリや汚れを落とす
  • 洗車用などのやわらかいブラシで水洗いして落とせない汚れを落とす
  • 水洗いした後は水分をふき取る
  • 塗装面が傷つかないように注意する

金属製ドアにサビができた場合は、早めに落としておきましょう。目の荒い紙ヤスリでサビを落とし、目の細かい紙ヤスリで表面をなめらかにします。その後、水性塗料を塗って色を合わせます。

(3)ドアの調整(木製・金属製共通)

ドアの開け閉めやロックのかかり具合が悪くなった場合は、ドアの調整が必要です。ドアの調整は、ドライバーやレンチなどの道具と潤滑剤があれば、自分でできます。以下に、主な調整方法を示します。。

  • 開閉スピードの調整:ドア上部に付いているドアクローザーの調整ネジをゆるめたり締めたりする
  • 蝶番のきしみの調整:蝶番の心棒に潤滑剤を差す
  • ドアやカギの閉まりの調整:ラッチボルトやデッドボルトに潤滑剤を差す。ストライク枠がずれている場合は、ドライバーで位置を調整する

以上が、自分だけのオリジナルドアをDIYする方法とメンテナンスとお手入れの方法です。室内ドアは、部屋の印象や使い勝手に大きく影響するインテリアの一部です。自分で素材やデザインを選び、作り上げることで、オリジナリティあふれるドアが完成します。また、定期的なメンテナンスとお手入れをすることで、ドアの寿命を延ばし、快適な室内環境を保つことができます。ぜひDIYに挑戦してみてください。

15 まとめ

 このコラムでは、ドアのDIYに挑戦する方法やコツを紹介しました。ドアの種類や素材やパーツなどを知っておくことで、自分に合ったドアを選ぶことができます。また、サイズを測ったり、必要な道具を用意したりすることで、スムーズに作業を進めることができます。

DIYでドアを作成する場合は、特に精密さが要求される作業であるため、正確な測定と丁寧な作業が必要です。また、専門的な工具や技術が必要になることもあるため、経験がない場合はプロのアドバイスをもらいましょう。

ドアをDIYすることで、部屋の印象や使い勝手を変えることができますし、自分だけのオリジナルドアを作ることができます。ぜひ、ドアのDIYに挑戦してみてください。

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