DIYでキッチンカウンターを作るなら知っておきたいコツとアイデア

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あると便利!キッチンカウンター

キッチンは家族の食事や会話の場であり、毎日使う大切なスペースです。しかし、キッチンには収納や作業スペースが不足していることが多くありませんか?そんなときに役立つのがキッチンカウンターです。キッチンカウンターは、料理や食器洗いなどの作業スペースとしてはもちろん、収納やディスプレイスペースとしても活用できます。また、キッチンカウンターはインテリアのアクセントにもなります。キッチンカウンターは市販されているものもありますが、自分でDIYすることで、自分好みのデザインやサイズに合わせて作ることができます。DIYでキッチンカウンターを作ることには、以下のようなメリットがあります。

  • 予算に合わせて材料や工具を選ぶことができる
  • 自分のキッチンにぴったり合うサイズや形に作ることができる
  • 自分の好きな色や素材でオリジナリティを出すことができる
  • DIYの過程で楽しみや達成感を味わうことができる

このように、DIYでキッチンカウンターを作れば、自分好みにおしゃれにカスタマイズすることができます。しかし、DIYにはコツや注意点もあります。このコラムでは、DIYでキッチンカウンターを作るなら知っておきたいコツとアイデアをご紹介します。

キッチンカウンターの形やサイズはどう選ぶ?

まず、DIYでキッチンカウンターを作る前に考えなければならないのが、キッチンカウンターの形です。キッチンカウンターの形は、自分のキッチンのレイアウトや使い方に合わせて決める必要があります。一般的には、以下のような形があります。

I型:一直線に並んだシンプルな形。キッチン全体に統一感を出すことができる。

L型:二つの壁面に沿って配置する角型の形。コーナースペースを有効活用することができる。

U型:三つの壁面に沿って配置する馬蹄型の形。作業スペースや収納スペースを多く確保することができる。

島型:キッチンの中央に独立して配置する島のような形。キッチンとダイニングをつなぐ役割を果たすことができる。

これらの形の中から、自分のキッチンのスペースや動線、目的に合ったものを選びましょう。また、キッチンカウンターの高さや幅も、自分の身長や使いやすさに合わせて調整しましょう。一般的には、高さは85~90cm、幅は45~60cmが目安です。

どのような材質が向いている?

次に、DIYでキッチンカウンターを作るときに選ぶべき材質について考えましょう。キッチンカウンターは、水や油などの汚れや傷に強く、清潔に保ちやすい材質がおすすめです。また、自分の好みやインテリアに合った雰囲気や色も重要です。以下は、キッチンカウンターに向いている代表的な材質です。

木材 : 天然の温かみや風合いが魅力的な材質。種類や塗装によって様々な雰囲気を出すことができる。しかし、水や油に弱く、メンテナンスが必要。

ステンレス : 耐久性や耐熱性が高く、清潔に保ちやすい材質。シャープでモダンな印象を与える。しかし、傷がつきやすく、指紋が目立つ。

人工大理石 : 天然石のような美しさと強度を持ちながら、加工しやすい材質。色や模様のバリエーションが豊富で、高級感がある。しかし、価格が高く、重量がある。

メラミン化粧板 : 木質系の板にメラミン樹脂を貼り付けた材質。水や汚れに強く、安価で軽量。色や柄も多彩で、木目調や石目調なども再現できる。しかし、傷がつきやすく、修復しにくい。

これらの材質の中から、自分の予算や好みに合ったものを選びましょう。また、キッチンカウンターは一つの材質だけでなく、複数の材質を組み合わせて作ることもできます。例えば、カウンタートップはステンレスで、サイドパネルは木材で作るというようにです。これは、機能性とデザイン性を両立させる方法です。

既存の棚を利用して簡単にカウンターを作る方法

DIYでキッチンカウンターを作る方法は様々ですが、中でも簡単でおすすめな方法は、市販されているカラーボックスやキューブボックスなどの既存の棚を組み合わせて作る方法です。これらの棚は、サイズや色が揃っているので、自分のキッチンに合わせて自由に組み合わせることができます。また、棚の中には引き出しやバスケットなどを入れて、収納スペースとしても活用できます。既存の棚を組み合わせてキッチンカウンターを作る方法は、以下のような手順で行います。

  • まず、自分のキッチンに合ったサイズや形の棚を選びます。例えば、I型のキッチンカウンターを作る場合は、同じサイズの棚を横に並べます。L型やU型の場合は、角に合わせて棚を配置します。
  • 次に、棚同士を接着剤やネジなどで固定します。これは、棚がずれたり倒れたりしないようにするためです。固定する際は、水平器などを使って水平になっていることを確認しましょう。
  • 最後に、天板を棚の上に乗せて固定します。天板は、自分で切ったり塗ったりした板や、市販されているカウンターボードなどを使うことができます。天板は、棚よりも少し大きめにすると、オーバーハングと呼ばれる食事スペースとしても使えます。

他にもすのこを使って基礎部分を作り、天板を乗せてキッチンカウンターを作る方法もあります。すのこならフックやバーを取り付ければ、鍋やフライパンなどを掛けられます。

このように、既存の棚やすのこを使ってキッチンカウンターを作ることができます。これらの方法は、工具や材料が少なくて済み、時間もかからないので、DIY初心者にもおすすめです。

初心者でもできるカウンターのアレンジ

既存の棚を組み合わせてキッチンカウンターを作る方法は簡単ですが、それだけでは物足りないと感じる方もいるかもしれません。そこで、ここでは、既存の棚を組み合わせて作ったキッチンカウンターに、さらに工夫やアレンジを加えたアイデアをご紹介します。これらのアイデアは、初心者でも真似しやすく、キッチンカウンターの機能性やデザイン性を高めることができます。

1.キャスターを付ける                         

キャスター付きの棚を使うことで、キッチンカウンターを移動させることができます。これは、掃除やレイアウト変更などに便利です。また、キャスター付きの棚は、キッチンカウンターの高さを調整することもできます。キャスター付きの棚は、市販されているものを使うか、自分でキャスターを取り付けることができます。

2.シンクやコンロを埋め込む

棚の一部をカットしてシンクやコンロを埋め込むことで、キッチンカウンターに水まわりや調理スペースを設けることができます。これは、キッチンカウンターの作業効率を高めることができます。ただし、この方法は、水道やガスなどの配管工事が必要になる場合があるので、専門家に相談することが必要です。

3.オープンスペースにする

棚の一部を取り外してオープンスペースにすることで、キッチンカウンターに空間的な余裕を持たせることができます。これは、オープンスペースに椅子やスツールを置いて、食事や会話のスペースとして使うことができます。また、オープンスペースには、観葉植物や雑貨などを飾って、インテリアのアクセントにすることもできます。

このようにして、既存の棚を組み合わせて作ったキッチンカウンターに、さらに工夫やアレンジを加えることで、自分だけのオリジナルなキッチンカウンターを作ることができます。これらのアイデアは、参考になるサイトや画像も多くありますので、ぜひチェックしてみてください。

真似したい組み合わせアイデア

既存の棚などを組み合わせてキッチンカウンターを作るときに参考にしたい組み合わせアイデアをご紹介します。どれも簡単に真似できるものばかりです。

1.カラーボックス×木製天板

カラーボックスは安価でサイズも豊富なので、キッチンカウンターに最適です。木製天板は自然な雰囲気が出ておしゃれです。カラーボックスの色は白や黒などシンプルなものがおすすめです。

2.すのこ×タイル天板

すのこは通気性が良く軽量なので、キッチンカウンターに向いています。タイル天板は色や柄で個性を出せます。すのこは白や茶色などナチュラルな色がおすすめです。

3.キャスター付き棚×人工大理石天板

キャスター付き棚は移動が楽で便利です。人工大理石天板は高級感があります。キャスター付き棚はメタルフレームや木製フレームなどがおすすめです。

カウンター上もDIYでおしゃれに

キッチンカウンターをDIYで作ったら、次はカウンター上のデコレーションもDIYでおしゃれにしましょう。カウンター上は、料理や食器洗いなどの作業スペースとしてだけでなく、インテリアや雰囲気づくりのスペースとしても大切です。カウンター上をDYIでおしゃれにする方法は様々ですが、代表的なものをいくつかご紹介しましょう。

1.キッチンマットやランナー

キッチンマットやランナーを敷くことで、カウンター上に色や柄を加えることができます。これは、カウンター上の単調さを打破し、インテリアの雰囲気を変えることができます。また、キッチンマットやランナーは、水や油などの汚れから天板を守る役割も果たします。キッチンマットやランナーは市販されているものを使うか、自分で布やレースなどを縫って作ることができます。

2.キッチントレイやバスケット

キッチントレイやバスケットを置くことで、カウンター上に小物や食材などをまとめて収納することができます。これは、カウンター上の整理整頓や見た目の美しさに役立ちます。また、キッチントレイやバスケットは、木製や金属製などの素材や形によって、インテリアの印象を変えることができます。キッチントレイやバスケットは市販されているものを使うか、自分で板やワイヤーなどを組み合わせて作ることができます。

3.キッチンラックやフック

キッチンラックやフックを取り付けることで、カウンター上に食器や調理器具などを掛けて収納することができます。これは、カウンター上のスペースを有効活用し、使い勝手を良くすることができます。また、キッチンラックやフックは、鉄製や木製などの素材やデザインによって、インテリアの雰囲気を変えることができます。キッチンラックやフックは市販されているものを使うか、自分でパイプやハンガーなどを加工して作ることができます。

このように、カウンター上もDIYでおしゃれにすることができます。カウンター上のデコレーションは、自分の好みや目的に合わせてアレンジしてみましょう。

DIYでキッチンカウンターを作るときの注意点

DIYでキッチンカウンターを作ることは楽しい作業ですが、注意点もあります。以下は、DIYでキッチンカウンターを作る際に気をつけるべきポイントです。

1.安全に注意する

DIYでキッチンカウンターを作るときは、工具や材料を扱うので、安全に注意することが大切です。特に、刃物や電動工具などは、誤って怪我をしないように注意しましょう。また、電気や水道などの配管工事が必要な場合は、自分で行わないで、専門家に依頼することが必要です。

2.計画を立てる

DIYでキッチンカウンターを作るときは、計画を立てることが重要です。まず、自分のキッチンのサイズや形、目的や予算などを考えて、キッチンカウンターのデザインや材質を決めましょう。次に、必要な工具や材料のリストを作り、購入しましょう。最後に、作業の手順や時間を予測し、スケジュールを立てましょう。

3.仕上げをする

DIYでキッチンカウンターを作ったら、仕上げを忘れないことが大切です。仕上げとは、カウンタートップや棚の表面に塗装やコーティングを施すことです。これは、水や油などの汚れや傷からキッチンカウンターを保護し、美しさや耐久性を高めることができます。仕上げには、ニスやワックスなどの塗料やシートなどがあります。自分のキッチンカウンターに合ったものを選びましょう。

以上、DIYでキッチンカウンターを作る際に気をつけるべきポイントをご紹介しました。これらの注意点を守って、安全かつ快適にDIYを楽しみましょう。

まとめ

このコラムでは、DIYでキッチンカウンターを作るなら知っておきたいコツとアイデアをご紹介しました。キッチンカウンターは、収納や作業スペースとしてだけでなく、インテリアや雰囲気づくりのスペースとしても活用できます。DIYでキッチンカウンターを作ることには、自分好みのデザインやサイズに合わせて作ることができるというメリットがあります。しかし、DIYにはコツや注意点もあります。このコラムで紹介した内容を参考にして、自分だけのオリジナルなキッチンカウンターを作ってみませんか?DIYでオリジナルのキッチンカウンターを作ることで、キッチンがより便利で愛着のある空間になります。ぜひ挑戦してみてください。

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