アイディア満載!自作カウンターテーブルでキッチンを個性的にアレンジ

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カウンターテーブルとは、キッチンやダイニング、リビングなどに設置して、食事や作業をするスペースとして使われる高さが85~90cm程度のテーブルです。カウンターテーブルは、部屋の印象や機能性を高めることができますが、市販のものは高価だったり、サイズやデザインが自分の好みに合わなかったりすることもあります。そこでおすすめなのが、カウンターテーブルをDIYすることです。このコラムでは、カウンターテーブルをDIYする方法やコツを紹介します。

1 カウンターテーブルとは?

カウンターテーブルとは、一般的に、調理する人と対面して使うことができるように設置されているテーブルや台のことです。インテリア家具の一つとして配置されている場合もあり、普通のテーブルに比べて高さがあることや、天板が比較的細長い形をしていることが特徴です。カウンターテーブルは、以下のようなメリットがあります。

  • 対面キッチンにすることで、調理中も家族や友人と会話ができる
  • 省スペースに設置できる
  • 作業台や収納スペースとしても活用できる
  • バーのようなおしゃれな雰囲気を作り出せる

カウンターテーブルは、用途やデザインによって様々な種類があります。ここでは、代表的なカウンターテーブルの種類を5つ紹介します。

  • ダイニングカウンター
  • キッチンカウンター
  • リビングカウンター
  • バーカウンター
  • アイランドカウンター

それぞれのカウンターテーブルの種類について詳しく見ていきましょう。

(1)ダイニングカウンター

ダイニングカウンターは、ダイニングテーブルの代わりに使うことができるカウンターテーブルです。ダイニングカウンターは、キッチンとリビングを仕切る役割を果たすことができますし、食事や作業をするスペースとしても便利です。ダイニングカウンターは、幅や奥行きが広めのものが多く、椅子やベンチなどを合わせて使うことができます。ダイニングカウンターは、木材やアイアンなど様々な素材で作られていますし、シンプルなものから収納棚付きのものまでデザインも豊富です。

(2)キッチンカウンター

キッチンカウンターは、キッチンに設置することで、調理スペースや収納スペースを増やすことができるカウンターテーブルです。キッチンカウンターは、キッチンのレイアウトやサイズに合わせて選ぶことができますし、移動式のものもあります。キッチンカウンターは、天板に水分や汚れに強い素材を使っていることが多く、タイルやステンレスなどが人気です。また、キッチンカウンターは、引き出しや扉、棚など収納機能が充実していることが多く、キッチン用品や食品などを整理しやすいです。

(3)リビングカウンター

リビングカウンターは、リビングに設置することで、リラックススペースや趣味スペースを作ることができるカウンターテーブルです。リビングカウンターは、ソファやテレビの前に置くことで、コーヒーやお菓子を置いたり、本やパソコンを置いたりすることができます。リビングカウンターは、幅や奥行きが狭めのものが多く、省スペースに設置できます。リビングカウンターは、木材やガラスなど様々な素材で作られていますし、シンプルなものからコンセント付きのものまでデザインも豊富です。

(4)バーカウンター

バーカウンターは、バーのような雰囲気を作ることができるカウンターテーブルです。バーカウンターは、キッチンやダイニングに設置することで、飲み物やおつまみを楽しんだり、友人や家族と会話したりすることができます。バーカウンターは、高さが高めのものが多く、バースツールなどを合わせて使うことができます。バーカウンターは、木材やアイアンなど様々な素材で作られていますし、レトロなものからモダンなものまでデザインも豊富です。

(5)アイランドカウンター

アイランドカウンターは、キッチンの中央に設置することで、調理スペースや食事スペースを作ることができるカウンターテーブルです。アイランドカウンターは、キッチン全体を見渡せる位置にあるため、調理中も家族や友人と会話ができますし、周りに椅子を並べて食事することもできます。アイランドカウンターは、天板にシンクやコンロなどを備えていることが多く、調理機能が充実しています。また、アイランドカウンターは、引き出しや扉、棚など収納機能も充実していることが多く、キッチン用品や食品や食品などを整理しやすいです。

カウンターテーブルは、用途やデザインによって様々な種類がありますが、どれも自宅をおしゃれに変身させるアイテムです。自分のニーズに合わせてカウンターテーブルを選んでみましょう。

また、カウンターテーブルを選ぶときは、以下のようなポイントに気をつけましょう。

  • 用途に合わせてサイズや形を選ぶ
  • カウンターチェアと高さのバランスを考える
  • 素材やデザインにこだわる

用途に合わせてサイズや形を選ぶときは、置く場所や人数、使い方などを考慮しましょう。ダイニングカウンターやリビングカウンターなら、幅や奥行きが広めのものがおすすめです。キッチンカウンターやバーカウンターなら、幅や奥行きが狭めのものがおすすめです。アイランドカウンターなら、キッチンのレイアウトやサイズに合わせて選びましょう。また、天板の形も重要です。長方形や正方形だけでなく、丸型や楕円型などもあります。部屋の雰囲気や動線に合わせて選びましょう。

カウンターチェアと高さのバランスを考えるときは、椅子の座面からテーブルの天板までの差尺と呼ばれる距離を測りましょう。一般的には、この差尺が27~30cmだと使いやすいとされています。これは、普通より高さがあるカウンターテーブルとチェアも同じです。また、カウンターチェアは昇降できるタイプが多いので、そちらも考慮してくださいね。

素材やデザインにこだわるときは、自分の好みや部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。素材は木材やアイアン、タイルやレンガなど様々なものがあります。木材はナチュラルで温かみがありますし、アイアンはモダンでクールな印象があります。タイルは清潔感がありますし、レンガはレトロで重厚感があります。デザインはシンプルなものから収納棚付きやコンセント付きなど機能的なものまであります。自分のライフスタイルに合わせて選びましょう。

カウンターテーブルは、自宅をおしゃれに変身させるだけでなく、コミュニケーションや収納など様々なメリットがあります。ぜひ、自分に合ったカウンターテーブルを選んでみてください。

2 カウンターテーブルはDIYできる?

次にカウンターテーブルはDIYできるかどうかについて説明します。答えはYESです。カウンターテーブルはDIYできるし、意外と簡単に作れます。市販のカウンターテーブルは高価だったり、サイズやデザインが自分の好みに合わなかったりすることもありますが、DIYなら自分の予算やニーズに合わせて作ることができます。また、手作りならではのオリジナリティや愛着も感じられます。

カウンターテーブルをDIYするには、まずは用途や場所、サイズや形、素材や色などを決めて図面を作ります。図面があれば作り方は簡単です。カラーボックスや衣装ケースなどを脚にして天板をのせるだけでもカウンターテーブルになります。また、木材やブロック、ソーホースブラケットなどを使っても作れます。塗装やリメイクシートなどでアレンジすることもできます。

3 自作のアイディア 

カウンターテーブルを自作するときは、自分の好みや部屋の雰囲気に合わせて、様々なアイディアを取り入れることができます。カウンターテーブルを自作するメリットは、既製品にはないオリジナリティやコストパフォーマンスにあります。市販のカウンターテーブルは、サイズやデザインが限られていることが多く、自分の理想に合わないこともあります。また、高品質なものは高価で、予算が足りないこともあります。自作なら、自分のニーズに合わせてカスタマイズできますし、安く済ませることもできます。自作のアイディアには、以下のようなものがあります。

  • カラーボックスを使う
  • すのこを使う
  • タイルを貼る
  • レンガを積む
  • ディアウォールを使う

それぞれの自作のアイディアについて詳しく見ていきましょう。

(1)カラーボックスを使う

カラーボックスは、安価で入手しやすく、サイズや色も豊富な収納家具です。カウンターテーブルを自作するときは、カラーボックスを土台として使うことができます。カラーボックスに天板を乗せるだけで簡単にカウンターテーブルができあがりますし、中に収納スペースも確保できます。カラーボックスは2つ並べたり、L字型にしたりすることで、カウンターテーブルの形や大きさを変えることもできます。また、カラーボックスの表面や天板にリメイクシートや塗装を施すことで、見た目もおしゃれに変えることができます。

(2)すのこを使う

すのこは、通気性が良くて丈夫で、加工しやすい素材です。カウンターテーブルを自作するときは、すのこを天板や側面に使うことができます。すのこはそのままでもナチュラルな雰囲気がありますが、ペイントやワックスで色や質感を変えることもできます。また、すのこにフェイクグリーンや雑貨を飾ることで、カウンターテーブルに華やかさや個性をプラスすることもできます。

(3)タイルを貼る

タイルは、陶器や石などでできた平板状の素材です。タイルは色や形が豊富で、自分好みに組み合わせることができます。カウンターテーブルを自作するときは、タイルを天板に貼ることができます。タイルは清潔感がありますし、水分や汚れに強いです。また、タイルはカフェやレストランのようなおしゃれな雰囲気を作り出すことができます。タイルを貼るときは、接着剤や目地材を使ってしっかりと固定することが必要です。

(4)レンガを積む

レンガは、粘土などを焼いた煉瓦です。レンガは重厚感がありますし、レトロな雰囲気があります。カウンターテーブルを自作するときは、レンガを土台に積むことができます。レンガは強度が高くて安定感がありますし、積み方によってデザインを変えることもできます。また、レンガは赤や白など色も選べますし、ペイントやモルタルで仕上げることもできます。レンガを積むときは、接着剤やモルタルを使ってしっかりと固定することが必要です。

(5)ディアウォールを使う

ディアウォールは、壁に穴をあけずに棚やテーブルなどを取り付けることができる金具です。ディアウォールは天井と床の間に挟んで固定する仕組みになっています。カウンターテーブルを自作するときは、ディアウォールを土台に使うことができます。ディアウォールは壁に穴をあけなくて済みますし、高さや角度も調節できます。また、ディアウォールは見た目もおしゃれで、モダンな雰囲気を作り出すことができます。ディアウォールを使うときは、天板をしっかりと固定することが必要です。

以上が、「自作のアイディア」についてのコラムです。カウンターテーブルを自作するときは、自分の好みや部屋の雰囲気に合わせて、様々なアイディアを取り入れることができます。自分に合ったカウンターテーブルを作ってみましょう。

4 サイズと作り方が決まったら必要なものを揃える 

カウンターテーブルを自作するときは、まずサイズと作り方を決めることが重要です。サイズは部屋のスペースや用途に合わせて決めましょう。作り方は前述したように様々な種類がありますが、自分の好みやスキルに合わせて決めましょう。サイズと作り方が決まったら、次に必要なものを揃えることが重要です。必要なものには、以下のようなものがあります。

  • 天板
  • 土台
  • 工具
  • 金具
  • 仕上げ材

それぞれについて必要なものを詳しく見ていきましょう。

(1)天板

カウンターテーブルを自作するときは、天板を用意することが必要です。天板はカウンターテーブルの見た目や雰囲気を決める重要な部分です。天板には木材や合板、タイルなど様々な材質がありますが、それぞれにメリットやデメリットがあります。木材はナチュラルで温かみがありますが、水分や汚れに弱いです。合板は安価で加工しやすいですが、見た目が安っぽくなりやすいです。タイルは清潔感がありますが、重くて取り付けが大変です。天板を選ぶときは、自分の好みや部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。また、サイズや奥行きも事前に測っておきましょう。

(2)土台

カウンターテーブルを自作するときは、土台を用意することも必要です。土台はカウンターテーブルの強度や安定性を保つ重要な部分です。土台には壁付け式やカラーボックス式、ソーホースブラケット式など様々な種類がありますが、それぞれにメリットやデメリットがあります。壁付け式はスペースの節約になりますが、壁に穴をあける必要があります。カラーボックス式は収納スペースも確保できますが、重いものを載せると傾きやすいです。ソーホースブラケット式は見た目がおしゃれで高さや角度を調節できますが、安定性が低いです。土台を選ぶときは、自分の好みやスキルに合わせて選びましょう。また、高さや角度も事前に測っておきましょう。

(3)工具

カウンターテーブルを自作するときは、工具を用意することも必要です。工具はカウンターテーブルを組み立てるために必要なものです。工具にはドライバーやハンマー、ノコギリやカッターなど様々な種類がありますが、それぞれに用途や使い方があります。ドライバーやハンマーはビスや釘を打つときに使います。ノコギリやカッターは木材や合板を切るときに使います。工具を選ぶときは、自分の作り方や材質に合わせて選びましょう。また、工具の使い方や安全対策も事前に確認しておきましょう。

(4)金具

カウンターテーブルを自作するときは、金具を用意することも必要です。金具はカウンターテーブルの部品をつなげるために必要なものです。金具にはビスや釘、棚受けやソーホースブラケットなど様々な種類がありますが、それぞれに用途や使い方があります。ビスや釘は天板や土台を固定するときに使います。棚受けやソーホースブラケットは天板を支えるときに使います。金具を選ぶときは、自分の作り方や材質に合わせて選びましょう。また、金具のサイズや形状も事前に確認しておきましょう。

(5)仕上げ材

カウンターテーブルを自作するときは、仕上げ材を用意することも必要です。仕上げ材はカウンターテーブルの見た目や耐久性を高めるために必要なものです。仕上げ材には塗装やオイル、ワックスなど様々な種類がありますが、それぞれにメリットやデメリットがあります。塗装は色々な色や質感が選べますが、剥げやすいです。オイルは木目を生かせますが、定期的に塗り直しが必要です。ワックスは水分や汚れに強くなりますが、塗りムラができやすいです。仕上げ材を選ぶときは、自分の好みや材質に合わせて選びましょう。また、仕上げ材の塗り方や乾燥時間も事前に確認しておきましょう。

以上が、「サイズと作り方が決まったら必要なものを揃える」についてのコラムです。カウンターテーブルを自作するときは、必要なものをしっかりと揃えておくことが大切です。自分に合ったカウンターテーブルを作ってみましょう。

5 カウンターテーブルを自作するときの注意点 

カウンターテーブルは、キッチンやダイニング、リビングなどに設置して、食事や作業をするスペースとして使われる高さが85~90cm程度のテーブルです。カウンターテーブルは市販されているものもありますが、自分の部屋に合ったサイズやデザインのものを作りたいという方は、DIYに挑戦してみましょう。しかし、カウンターテーブルのDIYには、以下のような注意点があります。ここでは、カウンターテーブルを自作するときの注意点を5つ紹介します。

(1)天板の高さや奥行きをしっかり測る

カウンターテーブルを自作するときは、天板の高さや奥行きをしっかり測ることが重要です。高さは85~90cm程度が一般的ですが、自分の身長や椅子の高さに合わせて調整しましょう。奥行きは30cm程度あれば作業できますが、部屋のスペースや用途に合わせて調整しましょう。測るときは、水平器やメジャーなどを使って正確に測りましょう。測り間違えると、使いにくいカウンターテーブルになってしまいます。

(2)天板の材質や仕上げを選ぶ

カウンターテーブルを自作するときは、天板の材質や仕上げを選ぶことも重要です。天板の材質は木材や合板、タイルなどがありますが、それぞれにメリットやデメリットがあります。木材はナチュラルで温かみがありますが、水分や汚れに弱いです。合板は安価で加工しやすいですが、見た目が安っぽくなりやすいです。タイルは清潔感がありますが、重くて取り付けが大変です。天板の仕上げは塗装やオイルなどがありますが、それぞれに耐久性や雰囲気が異なります。塗装は色々な色や質感が選べますが、剥げやすいです。オイルは木目を生かせますが、定期的に塗り直しが必要です。

(3)土台の強度や安定性を確保する

カウンターテーブルを自作するときは、土台の強度や安定性を確保することも重要です。土台には壁付け式やカラーボックス式、ソーホースブラケット式などがありますが、それぞれにメリットやデメリットがあります。壁付け式はスペースの節約になりますが、壁に穴をあける必要があります。カラーボックス式は収納スペースも確保できますが、重いものを載せると傾きやすいです。ソーホースブラケット式は見た目がおしゃれで高さや角度を調節できますが、安定性が低いです。土台を作るときは、ビスやボンドなどを使ってしっかりと固定しましょう。また、水平器やメジャーなどを使って水平になっているか確認しましょう。

(4)収納スペースやデザインを工夫する

カウンターテーブルを自作するときは、収納スペースやデザインを工夫することも重要です。収納スペースは、カラーボックスや棚などを使って作ることができますが、見せる収納と隠す収納のバランスを考えましょう。見せる収納は、食器や調味料などを置いておしゃれに見せることができますが、ごちゃごちゃして見えやすいです。隠す収納は、引き出しや扉などを使って掃除用具や雑貨などを隠すことができますが、開け閉めが面倒になりやすいです。デザインは、天板や土台の色や質感、壁紙やデコレーショングッズなどを使って自分好みに仕上げましょう。部屋の雰囲気に合わせて統一感を出すことも大切です。

(5)安全性やメンテナンス性を考慮する

カウンターテーブルを自作するときは、安全性やメンテナンス性を考慮することも重要です。安全性は、天板や土台の角にカバーをつけたり、ビスの頭を隠したりすることで高めることができます。また、天板や土台がぐらつかないようにしっかりと固定したり、重いものを載せすぎなかったりすることも大切です。メンテナンス性は、天板の材質や仕上げによって異なりますが、定期的に拭いたり塗り直したりすることで長持ちさせることができます。また、汚れや水分に弱い材質は避けたり、コースターやマットなどを使ったりすることもおすすめです。

以上が、カウンターテーブルを自作するときの注意点です。カウンターテーブルのDIYは楽しくておしゃれなものが作れますが、注意点もしっかりと押さえておくことが大切です。自分に合ったカウンターテーブルを作ってみましょう。

まとめ 

カウンターテーブルは、キッチンに置くだけでなく、窓辺や壁際に置いてワークスペースや書斎として使ったり、間仕切りとして部屋のレイアウトを変えたりすることもできます。市販のものではサイズやデザインが合わなかったり、高価だったりすることもありますが、DIYなら自分の好みやニーズに合わせてオリジナルのカウンターテーブルを作ることができます。

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