初心者でも簡単にできるDIY!おしゃれなキッチン棚を作ろう!!

DIY

おうち時間が増えた今、キッチンをもっと快適にしたいと思いませんか?キッチン棚をDIYでリフォームする方法とアイデアを、賃貸でもできる簡単な方法から、本格的な方法まで幅広くご紹介します。また、キッチンをおしゃれに収納するコツもお伝えします。

1 初心者でも簡単にできるキッチン棚DIY 
~持ち家住宅向け~

キッチンは毎日使う場所なので、使い勝手がよく、見た目もおしゃれな空間にしたいですよね。しかし、備え付けのキッチン棚だけでは収納力が足りなかったり、デザインが気に入らなかったりすることもあります。そんなときは、自分でキッチン棚をDIYしてみましょう。持ち家住宅なら、壁や天井に穴を開けても問題ありません。ネジや釘を使って、自由に棚を作ることができます。DIYなら、自分の好きなサイズや色、形や素材を選べますし、オリジナリティあふれるキッチン棚をつくることができます。


(1)壁面や背面に棚受をつかって設置するキッチン棚

キッチンの壁面や背面は、広い空間にも関わらず無駄にしてしまいがちなスペースです。この壁面や背面へ自由に収納棚を設置して、使っていない空間を活用できれば、狭いキッチンでも効率よく調味料や食器類を収納できるようになります。棚を設置したい壁面や背面にネジで棚受けを取り付けて、そこへ棚板をのせるだけで収納棚ができあがります。

(2)ディアウォールで柱を新設したキッチン棚

ディアウォールとは、2×4材という規格の決まった木材の両端に取り付けるDIYアイテムです。ディアウォールを取り付けた木材は、天井から床にかけての突っ張り棒のように設置できます。そしてその木材は柱として活用できるのです。新設した柱にネジや釘で棚受けや棚板を直接取り付けることが可能な為、壁を傷つけず作ることができます。柱を2本以上にすれば、棚板の長い収納力をアップさせた棚をDIYできます。

2 初心者でも簡単にできるキッチン棚DIY 
~賃貸住宅向け~

賃貸住宅では、壁や天井に穴を開けることができない場合が多いです。しかし、それでもキッチン棚をDIYする方法はあります。傷を付けない簡単なDIY方法もあるので、賃貸のお部屋でも、キッチン棚を使い勝手よくおしゃれにDIYすることが可能です。

(1)カラーボックスでキッチン棚をDIYする

キッチン棚を新しく設置する場合、収納家具を購入するかDIYで自作するかに分かれます。さらにDIYでキッチン棚を自作するなら、木材で1から手作りしていくか、カラーボックスなどをリメイクすることになるでしょう。カラーボックスは100均やホームセンターで安く手に入るので、低コストでキッチン棚を作ることができます。カラーボックスはそのまま使ってもいいですが、ペイントやシートでデコレーションしたり、扉や引き出しを付けたりすると、よりおしゃれになります。

(2)突っ張り棒や吸盤フックで壁面収納をDIYする

壁面収納はキッチンの空間を有効活用するのにおすすめですが、壁に穴を開けられない場合はどうすればいいでしょうか。そんなときは、突っ張り棒や吸盤フックなどを使って、壁面収納を作ることができます。突っ張り棒は天井と床の間や壁と壁の間に挟んで設置できるので、穴を開ける必要がありません。吸盤フックは水回りでも使えるので、シンク周りに取り付けてタオルや小物を掛けることができます。突っ張り棒や吸盤フックにはさまざまなサイズやデザインがあるので、自分の好みやキッチンの雰囲気に合わせて選びましょう

3 キッチン棚をDIYするメリットとデメリット


キッチン棚を作り始める前に、DIYのメリットとデメリットを理解した上で、自分に合った方法を見つけて作業を進めていきましょう。


<メリット>

①自分のニーズに合わせてカスタマイズできる

市販の棚では満足できないサイズやデザインも、自分で作れば自由に決められます。例えば、高さや幅や奥行きを調整したり、引き出しや扉をつけたり外したり、棚板の数や位置を変えたりできます。また、色や素材も自分の好みに合わせて選べます。木材だけでなく、金属やプラスチックやレザーなども使えます。

②DIYすることでコストを抑えることができる

長年愛用していた家具をリメイクしたり、廃材を再利用することで材料費を抑えることもできます。市販の棚を買って設置するよりも安く済む場合もありますので、コスト比較は重要です。

③DIYする楽しさや達成感があじわえる

自分の手で作った棚は愛着が湧きますし、家族や友人に自慢できます。お気に入りのキッチン用品を飾れば、キッチンに立つたびに気分が上がることでしょう。

<デメリット>

①時間と労力がかかってしまう

市販の棚を買ってくるよりも、計画から準備、そして作業に時間が必要になります。また、工具や材料を揃えることも必要です。簡単な棚であれば、それほど労力はかかりませんが、しっかりしたキャビネットを作る場合には、それなりの建築知識や技術が必要になるため労力がかかってしまいます。まずは、今回ご紹介する簡単なキッチン棚からチャレンジするといいかもですね。

②安全性や品質にも注意が必要

重さに耐えられるか、傾かないか、ゆがまないか、割れないか、ささくれないかなどチェックするポイントがたくさんあります。そして、仕上げやメンテナンスも大切です。塗装コーティングやワックスなどで仕上げることで、見た目や耐久性を高めることができます。また、定期的に掃除や修理をすることで、長く使えるようにすることができます。

③賃貸住宅ではDIYできる範囲がきまってしまう

賃貸住宅では、借りた部屋を退去する際に入居時の状態に戻す必要(原状回復義務)があります。キッチン棚を壁に直接設置した場合、原状回復義務が発生するため、せっかくDIYしても取り壊さなくてはなりません。大規模なDIYをする前には必ず大家さんや管理会社に相談し、許可を得ることが重要です。

4 キッチン棚DIYをするならまず何をしたらいい?

キッチン棚DIYをするなら、まずは計画を立てることが大切です。以下の3ステップを考えていきましょう。

ステップ1:目的と予算を決める

キッチン家具DIYをする目的は何でしょうか?収納力を増やしたい?見た目を変えたい?使い勝手を良くしたい?目的によって、作る家具の種類やサイズ、デザインなどが変わってきます。また、予算も重要な要素です。材料や道具の費用はどれくらいかかるのか?プロに頼むより安く済むのか?自分の設定した予算に合わせて、DIYの計画を立てましょう。

ステップ2:デザインと材料を選ぶ

キッチン家具DIYのデザインは、自分の好みやキッチンの雰囲気に合わせて選びましょう。インターネットや雑誌などで参考になるアイデアを探したり、自分でスケッチしたりして、イメージを固めましょう。また、材料もデザインに合わせて選びましょう。木材や金属、プラスチックなど、さまざまな素材がありますが、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。耐久性や安全性、コストなどを考慮して、最適な材料を選びましょう。

ステップ3:道具と作業場所を準備する

キッチン家具DIYには、さまざまな道具が必要です。ノコギリやドリル、ハンマーなどの基本的な道具はもちろん、測定器や塗装用品なども必要になる場合があります。自分で持っていない道具は、ホームセンターやレンタルショップで借りたり買ったりしましょう。また、作業場所も重要です。キッチン家具DIYは、キッチン内で行うことができる場合もありますが、場合によっては庭やベランダ、車庫などで行うこともあります。作業場所は広くて明るくて風通しの良い場所がおすすめです。作業場所によっては、近隣の方への配慮や防音対策も必要です。

イメージができたらお買い物へ

イメージができたら、次は材料や工具を揃える準備をはじめましょう。材料はホームセンターやネットショップなどで購入できます。木材は自分でカットすることもできますが、ホームセンターのDIYコーナーでサイズに合わせてカットしてもらう(する)こともできます。(※デメリット①が解決できます)その場合は、事前に正確に測っておくことが必要です。また、木材以外にも必要なものがあります。例えば、ネジや釘や金具や接着剤や塗料などです。これらは自分の作りたいキッチン棚のデザインに合わせて選びましょう。工具は電動ドリルやノコギリやハンマーやペンチやメジャーなどが必要です。持っていない場合は、購入するか借りるかレンタルしましょう。借りる場合は返却期限や料金に注意しましょう。

工材が揃ったらいざDIY

工材が揃ったら、いよいよDIYの作業に入ります。まずは作業場所を確保しましょう。キッチン棚は大きくて重い場合もありますので、広くて平らで安全な場所を確保するとよいでしょう。また、工具でケガをしないように、ワークグローブをつけましょう。小さなお子さまがいらっしゃる場合は、お子さまの手が届かない場所で作業を行い、周りに物を置きっぱなしにしないように気を付けましょう。

次に作業手順を確認しましょう。自分で考えた場合はメモしておくと便利です。参考サイトや本や雑誌を見た場合は写真や図解を見ながら進めましょう。

無理をせず、疲れたら休憩を取りましょう。また、失敗したり、思うように進まなかったりすることもあるかもしれませんが、落ち込まずに挑戦し続けましょう。

キッチン棚をDIYする時の注意点

キッチン棚をDIYする時には、以下のような注意点があります。

注意1:サイズ感に注意する

キッチン家具をDIYする時は、サイズ感に注意することが大切です。キッチンの空間や置きたいもののサイズに合わせて、家具のサイズを決めましょう。サイズが合わないと、収納力が低下したり、見た目が悪くなったりします。また、キッチン家具は水回りや火気に近い場所に置くことが多いので、耐水性や耐熱性にも注意しましょう。

注意2:お手入れ方法を考える

キッチン家具をDIYする時は、お手入れ方法も考えることが大切です。キッチンは油や水や汚れが付きやすい場所なので、清潔に保つことが重要です。お手入れしやすい素材やデザインを選ぶことがおすすめです。また、塗装やワックスなどで表面をコーティングすることで、汚れや傷から家具を守ることができます。

注意3:安全性を確保する

キッチン家具をDIYする時は、安全性を確保することが大切です。キッチンは火事や水漏れなどの危険がある場所なので、火気や水道の近くに家具を置く場合は特に注意しましょう。また、棚板や引き出しなどに重いものを置く場合は、しっかりと固定することが必要です。棚板が落ちたり引き出しが外れたりすると大変危険です。また、角や先端などには丸みをつけたりパッドを貼ったりして、怪我を防ぎましょう。

まとめ

キッチン棚をDIYでリフォームすることは、自分の好みやニーズに合わせてオリジナルの空間を作ることができます。持ち家住宅でも賃貸住宅でも、簡単な方法から本格的な方法まで、さまざまなアイデアがあります。キッチンをおしゃれに収納するコツは、壁面や背面などの空間を有効活用することです。キッチン家具をDIYする時は、サイズ感やお手入れ方法、安全性にも注意しましょう。毎日の暮らしにDIYキッチン棚の彩りをプラスした、快適なキッチンライフを楽しみましょう。

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